選ばれている通夜料理・告別式料理(精進落とし)
2015.05.25
葬儀では、通夜時や告別式時に食事を振舞う事が一般的です。
通夜時の食事は、煮物、揚げ物、寿司などがよくふるまわれます。会葬者の人数が定まっていない為、料理は大皿で出されます。通夜の食事は「通夜振る舞い」とも呼ばれます。
告別式の食事は、通夜とは異なり、一人ひとりのご膳が用意されます。「精進落とし」とも呼ばれますが、現在では本来の意味とは異なり、参列者や僧侶への感謝やねぎらいの為の会食として行われるようになっています。
通夜の食事では、プランに含まれる寿司や煮物、お新香、唐揚げがよく選ばれており、この4品種で93%を占めています。いずれも、複数名分(大皿)の料理がほとんどです。
告別式の食事(精進落とし)では、55%の方がプランに含まれている懐石膳 梅を選んでいます。単品では茶碗蒸しが10%を占め、追加の一品として人気の高さがうかがえます。
飲み物(通夜、告別式)では、定番のビール類(ノンアルコールビール除く)が35%ほどを占めます。しかしウーロン茶はそれを上回る36%以上あり、ノンアルコール飲料全般の合計では約6割を占めます。宴会ではないため、酒類は控えめにする傾向が見られます。
※各データは、お葬式のむすびすの施行葬儀から算出