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宗教ごとに見る、主な葬儀の種類5つ

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201502-01

宗教的儀礼として行われる事の多い、葬儀(葬式)。宗教・宗派によって葬儀の手順・作法は様々で、それぞれの宗教観や死生観(生と死に対する考え方)に深く関係しています。ここでは、無宗教も含めた主な葬儀の種類、5つをご紹介します。

仏教式~日本で最も多く行われている葬儀形式の宗教

仏教式(仏式、仏教葬)は、日本で9割近くを占める葬儀形式です。

仏教式の特徴

仏式葬儀には、以下のような特徴があります。
・僧侶による読経
・参列者による焼香
・数珠の使用
・僧侶へお布施を渡す
・僧侶が故人に戒名を付ける
・故人の成仏を祈る

宗派による違い

一言で仏教式の葬儀と言っても、様々な宗派があります。それぞれの宗派による死生観・世界観の違いから、葬儀においても細かな違いがあります。儀礼、作法、お経、祭壇飾りから、席の配置まで異なる事があります。

<日本の主な仏教宗派・十三宗>
日本の伝統的な仏教宗派としては、主に十三宗(五十六派)があります。
・法相宗
・華厳宗
・律宗
・天台宗
・真言宗
・融通念仏宗
・浄土宗
・臨済宗
・浄土真宗
・曹洞宗
・日蓮宗
・時宗
・黄檗宗

神道式~日本古来の神観念に基づく、伝統的な葬儀

神道式(神式葬儀、神道葬)は、神道(しんとう)に基づき行われる葬儀で、神葬祭(しんそうさい)とも呼ばれます。式次第は仏教と大きく変わりませんが、呼び名に違いがあり、雰囲気が異なります。

神道式の特徴

神式葬儀には、以下のような特徴があります。

■成仏ではなく、家の守護神となる
日本人は古来より、神の世界から生まれ、一生を終えると神々の世界へ帰ると考えられています。神道での葬儀は、故人が一家の守護神(氏神)となるための儀式として行われます。その為、仏教で用いられる成仏、冥福、供養という言葉は使いません。

■焼香はせず、玉串を供える
仏式でいう焼香はせず、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。玉串とは、榊の小枝に、紙垂(しで)と呼ばれる特殊な断ち方をして折った紙を付けたものです。お金を包む場合は、香典ではなく「御玉串料」と呼びます。また、身を清める為の「手水(ちょうず)の儀」や、雅楽の献曲があるのも特長です。

■式場または自宅で行う
神道式は、神社で行うことはできません。神道では、死は穢れ(けがれ)とされている為、神様の聖域である神社にて葬儀は行えません。式場や自宅で行うのが一般的です。

キリスト教式~神に召される為、祈りを捧げる葬儀

キリスト教式(キリスト教葬)は、主に教会で行われる、キリスト教の葬儀です。キリスト教は大別して、カトリック系とプロテスタント系の二つの宗派があります。それぞれの教義の違いから、通夜・葬儀の内容や流れが異なります。

■キリスト教式で共通の特徴
・主に教会で行われる
・聖歌や賛美歌を歌う
・仏式の焼香にあたる「献花」を行う
・死をけがれと考えず、神に召される事を祝福
・死は命の終わり=不幸ではなく、永遠の命の始まり
・故人を偲ばない為、お悔やみも言わない

カトリック系葬儀の特徴

カトリックでは、伝統的な儀式による厳格な葬儀を行います。
・聖職者を「神父(司祭)」と呼ぶ
・礼拝で「聖歌」を歌う
・葬儀と告別式を別々に行う
・故人の罪を詫びて神に許しを請い、永遠の命を得られるよう祈る
・基本的には、教会で洗礼を受けた教徒のみ葬儀が行える
・通夜の習慣はないが、近年は「通夜祭」が行われる事も多い

プロテスタント系葬儀の特徴

プロテスタントでは、カトリックと比較して簡素な儀式、自由で柔軟な葬儀を行います。
・聖職者を「牧師」と呼ぶ
・礼拝で「讃美歌」を歌う
・葬儀と告別式を分けずに行う
・神に感謝し、遺族を慰める
・仏式の通夜にあたる「前夜祭」が行われる。

友人葬~僧侶を呼ばず、故人と親しい人たちで執り行う葬儀

友人葬は、故人と親しい人たちで執り行う葬儀です。一般的には、創価学会の営む葬儀が「友人葬」と呼ばれています。僧侶を呼ばず、学会の担当者が中心となり、段取りを整えます。

友人葬の特徴

・僧侶を呼ばない
・創価学会の儀典部(冠婚葬祭の儀式を行う責任者)が中心となり取り仕切る
・儀典長と呼ばれる、地域ごとの創価学会の会員が、読経の導師を務める
・会葬者達でお題目を唱え、故人を見送る

無宗教葬~宗教や慣習にしばられない、自由形式の葬儀

無宗教葬は、宗教的要素を含まない葬儀です。宗教儀礼や慣習にしばられず、自由なスタイルで行える為、故人の遺志や家族の希望に合わせた式ができます。

無宗教葬の特徴

■宗教や慣習にしばられない
宗教的要素には沿わない葬儀です。故人や家族が特定の信仰を持たない場合や、寺院との付き合いがない場合、慣習的な葬儀形式が希望に合わない場合などに、よく選ばれています。

■僧侶などの宗教者を呼ばない
宗教的要素を含みませんので、宗教者を招いたり、読経は行いません。参列者全員で故人を見送ります。

■決まりごとや式次第がなく、自由形式
慣習には沿わず、自由な形式で行います。故人の遺志や、家族の想いを元に、式の内容を決めます。

参考情報

葬儀における宗教の割合(データ)