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規模・スタイル別に見る、葬儀の基本的な種類

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葬儀は、規模やスタイルによって呼び名が変わります。お葬式の区別に明確な規定はありませんが、一般的によく使われる種別5つを紹介します。

家族葬(密葬)
一般葬
火葬式(直葬)
大型葬
社葬・合同葬

家族葬(密葬)~身近な家族だけで、ゆっくりと落ち着いた葬儀

家族葬は、家族およびごく親しい方のみで行います。主に10~30名ほどの小規模葬で、1990年代に登場しました。場合により密葬と呼ばれることがあります。

家族葬という呼び名ではあるもの、実際は「家族を中心にした葬儀」という意味です。参列者を選び、人数を限定することが可能で、通夜・告別式を執り行った後に火葬を行います。親族のみで火葬まで済ませ、後日改めてお別れ会を行う場合は「密葬」とも呼ばれます。

参列者以外の方への対処として、亡くなった事を葬儀が済むまで伏せておいたり、弔問をご辞退いただくことをお伝えしたりする方法があります。このような家族葬をしても、現在では失礼にあたらないという風潮が一般的です。葬儀の簡素志向、低価格化傾向に加え、核家族化の影響もあり、近年では家族葬を選ぶ人が増えています。

家族葬のメリット

1.費用を抑えられる
参列者は親族・親しい方のみで少人数。小さな規模で行える家族葬は、葬儀の司会や運営スタッフが不要であったり、小さな式場で実施できるケースが多くあります。参列人数が少ないということは、通夜や告別式での食事代、返礼費用も抑えられます。

2.故人とゆっくりお別れできる
多くの参列者が訪れる一般葬では、弔問や挨拶に時間をとられます。その結果、慌ただしく時間が過ぎ、きちんと気持ちのこもったお別れが出来なかった、というのはよくある話です。家族葬であれば、参列者に気兼ねする事はありません。自宅で集うような感覚で故人を囲み、家族水入らずで最後の時を過ごす事ができます。

家族葬のデメリット

家族や親族、親しい方など一部の方のみで葬儀を行うため、参列できなかった方から弔問の要望が出ることがあります。連絡してほしかった、お世話になったからお焼香をあげたかった、等の声もあるでしょう。

また、葬儀後に故人の訃報を知った方には、逝去の経緯の説明と、弔問への対応が必要です。

一般葬~友人やご近所・会社関係の方を招き、しっかりと見送る葬儀

一般葬は、身内に限定せず、故人に縁のある方が広く参列する、従来型の葬儀です。通夜に50~150名ほど、告別式に10~20名ほどの規模が多いでしょう。一般葬では、家族親族に加え、友人やご近所、会社関係者など、お世話になった方々に広くお知らせします。

近所づきあいが少なくなり、核家族化が進んでいる現代では、一般葬の数は減ってきています。地方ではまだ多くみられる形式で、人間関係など縁や絆を大切にする方、交友関係の広い方には適しています。多くの方でゆっくりと見送る、昔ながらの葬儀です。

一般葬のメリット

会葬辞退いただく事なく、多くの方をお迎えするため「会葬したかった」という不満や、後々の弔問対応がありません、人間関係での心配がないという利点があります。

一般葬のデメリット

家族葬よりも規模が大きくなるため、金銭的にも労力的にも、喪主・施主の負担は大きくなります。

火葬式(直葬)~低価格で行えるシンプルな葬儀

火葬式は、主に火葬場で行われるシンプルな葬儀です。別名で直葬とも呼ばれ、お通夜や告別式を行わず、5分から10分程度の簡素な儀礼と火葬のみを行うため、葬儀費用を抑えることができます。自宅などで簡素な儀礼を行い火葬場へ向かう、出棺式というスタイルもあります。

火葬式でよくある式次第

1.参列者が集合
2.お別れの儀…棺に花や、愛用品などを納める。
3.火葬
4.収骨…骨壺へ遺骨を納める儀式を行う。

火葬式は主にご自宅もしくは安置施設から出棺します。その後、お別れのセレモニーを火葬場の炉前で行います。お別れの時間を長くとりたい場合は、葬儀場を使用して行うこともあります。より安く、短時間で行える事が、火葬式のメリットです。

簡素な火葬式であっても、僧侶に読経してもらったり、戒名をもらったりすることも可能です。菩提寺がある場合には、実施前に僧侶と相談をし、許可をとる必要があります。許可なしに火葬式を行うと、菩提寺の墓に納骨できない場合があります。

火葬式では通夜・告別式がありません。そのため、いわゆるお清め(軽食、通夜振る舞い)は用意しません。希望により、火葬中での精進落とし(おもてなしの食事)を用意する事があります。

近年における葬儀の簡素志向、低価格志向、地縁の希薄化などから、首都圏で増加している葬儀のスタイルです。

大型葬~故人の広い交友関係から、多くの方が参列する葬儀

大型葬とは、200名以上の方が参列する、大規模な葬儀を指します。仕事や趣味、その他の活動で特に交友関係が広い場合など、多くの会葬者を迎えて行う葬儀です。

大型葬の訃報は、友人、会社関係、クラブ活動などの代表者に連絡をする事が一般的です。人数が多いため、知れ渡るまでには時間がかかる事が想定されます。葬儀は日程をあけて設定するのが好ましいでしょう。参列者への配慮となるだけでなく、受付・会計などの手伝い係りの手配も必要です。

社葬・合同葬~企業や組織が主体となり営まれる葬儀

社葬は、会社の主催で行われる葬儀です。会社に貢献した方を、会社が主体となってお見送りします。会葬者が多く、大規模になることが多い形式です。

会社の社長・会長や経営者、会社に貢献した役員・社員亡くなった場合や、業務中の事故が原因で職員が亡くなった場合に、社葬が行われます。会社でない団体が主体となる場合は「団体葬」と呼びます。また、会社と遺族が合同で行う「合同葬」や、近親者のみの密葬の後に時間を開けて行われる「お別れ会」方式も、多く行われています。

社葬が通常の葬儀と異なる点

社葬は、遺族が行う通常の葬儀とは異なった意味合いや目的を持ちます。

■故人の生前の功績を偲ぶ
故人を哀悼し、生前の功績を偲びます。大企業の創業者、オーナー、経営者が亡くなった際によく行われてしましたが、近年では中小企業の社葬も増えています。

■会社の未来像を示す
故人を見送った後の、企業としての方向性や盤石な体制を、社外へ広く認知してもらいます。会社のステータスをアピールすると共に、社内の士気を高めます。