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散骨・海洋葬~火葬後の遺骨を粉末状にして撒き、自然に還す葬送

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船上から臨む海

散骨とは、遺骨(焼骨)を粉末状にし、陸地や山中、海、空などで撒いて自然に還す葬送です。

遺骨を骨壺に入れ墓に納める様な従来の形にとらわれたくない、死後は自然に還りたいという遺志のあった故人の場合や、諸事情でお墓に入れない、費用を抑えたいという場合にも選ばれています。近年増えている葬送の一つです。散骨には、山で行う山中散骨、海で行う海洋葬(海洋散骨)、空へ散骨する空中散骨、ロケットで打ち上げる宇宙葬などがあります。

散骨と法律

散骨は「遺骨遺棄」や「墓地以外への遺骨埋蔵禁止」違反には該当しないとされながらも、明確に法で定められていないのが現状です。散骨は、許可なく他人の私有地で行えないのはもちろんの事、私有地であっても近隣からの苦情につながる可能性や、土地の買い手が見つからないなどの問題が起こりえます。

条例で規制されている自治体もあるので、散骨を行う際には注意が必要です。法的に問題がなくても、近隣の住民や環境への配慮が必要でしょう。

散骨の時期

散骨の時期は、四十九日を過ぎてから行う方が多く見られます。しかし時期に決まりはないため、火葬後すぐに行う事も可能です。実際には、一周忌のタイミング、誕生日や記念日にされる方が多くいます。屋外で行うため、穏やかな春や秋の時期も多く選ばれています。
 

海洋葬~焼骨を粉末状にして海に撒く、散骨での葬送

海洋葬(海洋散骨)は、遺骨(焼骨)を粉末状にして海に撒く、散骨のひとつです。船舶で行うほかに、ヘリコプターで空から海へ撒く事もあります。

海洋葬は、墓埋法(墓地、埋葬等に関する法律)違反ではありませんが、法的なルールが整備されておらず、節度をもって行う必要があります。海洋散骨に関連した協会や、専門に行う葬儀社は、自主ルールを設定している所もあります。

主な海洋散骨マナー

まわりの人の宗教的感情や、環境へ十分に配慮する必要があります。
・焼骨は粉末化し、形が骨と分からない状態にする
・人目がある場所は避け、海岸から一定距離離れた沖で行う
・散骨場所は、漁船や海上交通の要所、養殖場などを避ける
・献花は花だけで行い、花束のセロハンやリボン、銀紙などの包装は取り除く
・自然に還らないものは撒かない(位牌、写真、副葬品など)

上記理由に加え、水道の水源となる為、湖沼や河川での散骨はルール違反とされています。また、一般の乗客のいるフェリ一や遊覧船・交通船での無断散骨も、マナー違反にあたります。場合により損害賠償を求められる事も想定されます。

海洋散骨サービスの種類と費用

海洋散骨・海洋葬サービスを利用する場合、主に3つの方法で行われます。それぞれの散骨方法と、よく見られる価格帯をご紹介します。

<個人散骨・家族散骨>
船を家族でチャーター(貸し切り)する方法で、価格は主に20万円前後です。

<合同散骨>
複数の家族が船に乗り込み、合同で散骨を行います。個人散骨よりも費用は下がり、13万円前後から行えます。

<代行散骨・委託散骨>
海洋散骨の業者が、家族の代わりに散骨を行います。家族は船に乗り込まず、複数の故人の遺骨を合同で散骨します。コストが抑えられ、5万円台から行える散骨です。

実際の費用は、各サービスの内容によって異なります。写真撮影、献花、献酒、家族の飲み物や茶菓子などを用意してくれるサービスや、オプションで砕骨、骨壺処分、船上会食、送迎バスを頼めるサービスもあります。